「笑恵館」は、オーナーの自宅を地域に開放した、誰もが気軽に立ち寄ることができる交流の場です。さらに、笑恵館クラブの会員になるとスペースをレンタルすることができ、各自さまざまな活動・イベントをおこなっています。
今回はその中の「解決しゃべり会」というイベントで、TOBIRAカードを使ってみました。

地域の交流の場でTOBIRAカードを使う

解決しゃべり会は、“誰かのお困りごとをテーマに、解決アイディアをしゃべり合う飲み会”として、笑恵館で毎月開催。ガチなお困りごともありつつ、基本的にはゆ~るく楽しい飲み会で、地域の方々を中心に、さまざまな年代の人達が交流しています。

参加者は毎回入れ替わっていて、常連さん、初参加の方など、初めて顔を合わせる人もいるので、まずは自己紹介から始まります。今回はちょっと面白い自己紹介ができればと思い、TOBIRAカードを使ってやってみました。

ルールは、
1) 二十枚ぐらいのカードのなかから、一枚ひいてもらいます
2) そのカードに書いてあるテーマについて語りながら、自己紹介します
3) ひいたテーマが難しい場合は、次のカードを2回までひけます
としました。

意外な一面がみえて、場が盛り上がる

トップバッターは、オーナーのTさん。ひいたカードは『学生時代で一番印象に残っていること』。小学校のときは共学で、乱暴な男の子にへきえきしていたけれど、中学校で女子校となり、女子校ってなんてのびのびできるの!と思ったそう。
今ではとっても男前のTさんなら、男子にバッサリと切り込んでいたのかと思いきや、その頃はおしとやかだったのかな?と意外な一面がかいま見られました。

お次はYさん。ひいたカードは『好きな映画・感動した映画』。Yさんは常連さんですが、映画の話はしたことがありません。どんな映画なのかと皆興味津々でしたが、ご自身で関わった映画の業務の話をずーっとしていて「で、なに?」と突っ込まれ、ついに黒沢映画だと告白。なるほどー、それは意外、ではないかもね。

その次はSさん。ひいたカードは『日常のこだわり・ルール』。難しいから次のカードをひき直そうとすると、周りから「晴れたら干す!」の声が。Sさんは晴天の日、マンションの屋上で果物などを干してドライフルーツを作っています。そのときはいつもFacebookにアップしているので、皆が知っているという。
そのまま晴れたら干す!について語りが続き、なんの食材が一番美味しいか談議がつきませんでした。

次に主催者のK。ひいたカードは『今だからいえる大失敗』。思い浮かんだのが、小学校の学芸会の劇で、鬼の役をしたときのこと。宴のシーンで鬼仲間6、7人で踊りながらステージ上をぐるぐる回っていたとき、ズデ―――ン!とスッ転んでしまったのです。失敗してごめんなさいという気持ちと、恥ずかしいのでしばらく起き上がれなかったのですが、客席からはド~ッという笑い声が。
自分としては大失敗、だけど周りにはめちゃめちゃウケている!って思ったのを覚えてると言ったら、「今に活きてるね」と皆さんから突っ込まれ、喜んでいいのかどうなのか…。

それにしても、こうしたお話は、カードが無かったらきっと出なかったことでしょう。皆さんしかり、自分もしかり。いつもは聞けないエピソードやお話を聞くことができ、皆さんの意外な一面がみられたユニークな自己紹介になりました。

いろいろなコミュニティや会合などで、けっこう使えると思いますよ。

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【寄稿ご協力】
笑恵館(しょうけいかん)
オーナーの自宅を地域に開放し、誰もが気軽に立ち寄ることができる会員制みんなの家です。
<営業時間>9:00~18:00
<休業>日曜日、祝日、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、その他 ※お問い合わせください
*解決しゃべり会は2018年度より不定期となります。お問い合わせください。
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