心の扉が思わず開く!話したくなるコミュニケーション・カード

介護・医療の場面で

利用者さまや患者さまをよりよく知るための手段として、
認知機能低下予防のレクリエーションや回想法のツールとしてなど、
介護や医療のさまざまな場面で役立っています。

◆デイサービス:新しい利用者さまとのコミュニケーションを深める
(神奈川県横浜市 デイサービス管理者 Kさま)

1)新規の利用者さまや入所間もない利用者さまに、TOBIRAカードをしています。

通常、利用者さまとのコミュニケーションを深めるには、それなりの時間を要します。響く話題を知ろうと、あれこれ話しかけてみても、会話が続かないこともあります。慣れなくて緊張していることもあるでしょうね。
そこでTOBIRAカードをしますと、その方が気持ちよくお話しできる話題が分かるんです。寡黙なのかと思われていた方も、TOBIRAカードで問いかけるとしぜんにお話しされます。自分の感じていたイメージとも違う趣味や思い出を聴き出すことができて、ケアに結び付ける方法にもなりそうです。それに、ゲーム感覚ですから、短時間でコミュニケーションを深めることができて、とても助かります。

2)ダブルタスクの一つに活用!

さらに、様々なデイサービスの場面で取り入れています。私のデイサービスでは、リハビリテーションを積極的に取り入れていますが、座位で足の下にボールを置いて、転がす動作をしながら、TOBIRAを引いてもらい、思い出ばなしをみんなで行いました。楽しい昔のシーンを浮かべなら、運動機能を保持・改善していくという方法に取り入れています。TOBIRAをきっかけにして地域の話題にも広がっていったりしてとても楽しく時間を過ごすことができています。


ほかにも使い方がたくさん!
その場面ならではの、あなたの使い方もぜひおしえてください!
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